☆パパのキロク☆

街でお客様と待ち合わせ。
徒歩で移動中に欧米のカップルが地図を片手に歩いていた。

男性は2m近い大男。女性は僕よりチョイデカイ。

電車通りを同じ方向に向かっていたら、とうとうハンズの前で話し掛けてきた。
地図を指すのを見ると原爆ドームに行きたいらしい。多分。

ひたすら歩いて行くには一度地下道に潜るか本通り横断歩道まで迂回しないといけない。説明めんど。

…こりゃ市電をすすめよう。って偉そうに。僕は英語が分からんの。

やはり降参しようと思ったが何故か焦って
『あいきゃんすぴーくいんぐりっしゅ』と言ってしまった。

あ、逆だ。逆は何て言うんだっけ…出てこんし。

気付けばすでに…自滅。

大男は『ほんで？ほんでどうするん？』的な前のめり。

とりあえず『ヘイヘイ』と目の前の宮島方面乗り場まで引っ張っていった。

その間そっからそこまでなのにヤイヤイ英語でまくし立てられたが、何を言うとんか分からんけん営業スマイルで『いえすいえす』でしのぐ。

最後は『お前、英語が喋れるんじゃないんかい』みたいな顔をしていたが無事宮島行きに乗って行った。

女性がくれた何となくフルーツ系の甘過ぎるガムは何味か分からなかった。


今日は得意のぐちゃぐちゃな文章。